第14回「平和の文化」連続トークのお知らせ

日本国際理解教育学会内に新設された重点課題事業タスクチームでは、「平和の文化」をテーマとする連続トークの実施を活動の一つの柱としています。国際理解教育の原点でもある「平和の文化」を基本テーマに据え、多くの会員による多様なサブテーマ・切り口での話題提供を通して、会員間に多様な語り合い、学び合いを生み出す連続トークをつくり出したいと思います。

平和の文化を共創するための教育の在り方を問う

日時:2025年2月8日(土) 19:30~21:30
開催方法:オンラインZoom ※お申し込みされた方にZoom URLをお送りします。

話題提供者:多田 孝志さん
<プロフィール>
「教育の真実は現場にある」をモットーに、各地の教育実践者たちとともに、21世紀の新たな教育の創造を目指した活動に取り組んでいる。中近東・中南米・北米に6年間滞在し、機会を得て世界各地を訪問し、現地の人々と交流してきた。
小学校教諭、海外日本人学校・補習授業校・カナダウエストバンクーバー高校教諭、青山学院大学、東京大学、学習院大学、立教大学大学院兼任講師、目白大学教授(現名誉教授)を経て、現在、金沢学院大学教育部教授、博士(学校教育学)
日本学校教育学会元会長、日本国際理解教育学会元会長、共創型対話学習研究所長 主な著書に「対話力を育てる」(教育出版)、「光の中の子どもたち」(毎日新聞社)、「地球時代の教育とは?」(岩波新書)、『グローバル時代の対話型授業の研究』(東信堂)、共編著『見聞のまねび、耳見のまなび』(三恵社)、『2050年の日本の学校教育』(キーステージ21)などがある。

概要
平和の文化の基層を問い続けてきました。その手がかりを、世界を旅し滞在し、出会った人々の生き方にもとめてみます。ヨルダンの老人との思い出、柔道の教え子のパレスチーナの青年、マサイ族の若者とのエピソードを紹介します。また、民主主義を基本とし、対話、余裕・ゆとりを重視したデンマークの教育事情についても報告します。
これらの事例から、感じ・考えたことを参考に、平和の文化を構築するための教育の在り方について、次の3点について話題提供します。
◉教育が政治・経済に隷属する現状への疑義
◉現行の学校教育の問題点、皮相的教育実践による思考の外部化、感性・感受性を育む体験・現場性と身体性の軽視
◉人間中心主義による生物の相補性への関心の希薄さ  
これらについて、参加者のみなさんと、多様な視点からの率直な語り合いを期待しています。

申し込み先https://forms.gle/uvwzJKdV3EPAHNmy5
※お申し込み締め切り2025年2月7日(金)17:00

問い合わせ先:重点課題事業タスクチーム 山西 yyuji★waseda.jp ★を@に変えてくお送りください

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