第15回「平和の文化」連続トークのお知らせ
これまでの連続トークを振り返り、
これからの平和の文化づくりへの課題を語り合う
2022年12月を初回とし、その後隔月の頻度で実施してきた「平和の文化連続トーク」も今回が第15回、そして最終回となります。日本国際理解教育学会の2022年~24年度の重点課題事業委員会の一事業として企画したものです。国際理解教育の基底には、平和づくり・平和の文化づくりがあり、その基底から改めて教育実践のあり方、教育研究のあり方を、会員間で、時には非会員の方にも参加いただいて、自由に語り合う機会をつくりたいとの企画者の思いから始めた事業でした。
改めてこれまでの14回を振り返ってみますと、14人の話題提供者が、それぞれの多様な立場・視点から、平和・平和の文化づくりに向けての実践や課題について語ってきてくださったことに気づかされます。それらの話題を振り返り、大切にしつつ、これからにそれらをつなぐために、第15回は、「これまでの連続トークを振り返り、これからの平和の文化づくりへの課題を語り合う」ことをテーマにしたいと思います。
今回の話題提供者は、この事業の企画者である山西、林、宮野が担います。3人なりにこれまでの連続トークの振り返りについての話題を提供し、参加者の皆さんによる振り返りも交錯させ、さらにこれからの課題について、自由に語り合う場としたいと思います。
参加申し込みいただいた方には、これまでの14回の連続トークでの了解いただいた話題提供者による資料へのリンクをお知らせしますので、可能な範囲で、皆さんなりの振り返りに活用いただければと思います。
皆さんの参加、お待ちしています。
日時:2025年3月29日(土) 19:30~21:30
開催方法:オンライン Zoom *お申し込みされた方にZoom URLをお送りします。
話題提供者:
◉山西優二:平和の文化づくりへのアプローチとして、当初は「問題解決アプローチ」に主眼を置いていたが、徐々に「アートアプローチ」、「暮らしづくりアプローチ」、そして「自然関係づくりアプローチ」へと枠組みが拡がってきていることを実感している。
早稲田大学名誉教授、多文化社会専門職機構副代表、かながわ開発教育センター代表、など。
◉林加奈子:平和の文化づくりは足元からと思い、地域に入り込み「仲間づくり」をしている。一方で、北インドのラダック地方における自然観・世界観と文化について現在研究をしている。
桜美林大学教育探究科学群准教授、特定非営利活動法人男女共同参画さがみはら副代表
◉宮野祥子:大学院生時代に飛び込んだ演劇の世界。演劇づくりのプロセスで、ときどき「平和」をからだ全体で感じられることがある。その瞬間を平和の文化につなげていこうと実践を始めている。
演劇ファシリテーター。桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。
申し込み先:https://forms.gle/PakK5SSJak3GLvs29
※お申し込み締め切り2025年3月22日(土)17:00
問い合わせ先:重点課題事業タスクチーム 山西 yyuji★waseda.jp ★を@に変えてくお送りください