紀要「国際理解教育」 第15号
| 研究論文 |
国際理解教育における理解不可能性の位置付け――教育行為と教育者の立場の流動性の顕在化市川秀之 紛争後における民族共存社会構築に向けた教育の３段階アプローチ小松太郎 京都・東九条マダンにみる多文化共生――在日コリアンの音楽による多文化教育の実践に向けて磯田三津子 文化人類学と国際理解教育をつなぐ博物館――博物館情報論からの提言野呂田純一 |
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| 研究ノート |
“お返し”をめぐる日中共同授業――価値基準の異なる他者理解の試み姜英敏・王燕玲・草野友子 |
| 特集論文 世界遺産教育と国際理解教育 |
世界遺産教育と国際理解教育――ESDを視野に入れて田渕五十生 世界遺産教育の構築――奈良市教育委員会における取り組み中澤静男 情報としての遺産と資源――世界遺産と文化資源の比較考察中牧宏允 |
| レポート |
教員研修報告 国際理解教育における博物館活用の可能性(4)――第4回国立民族学博物館を活用したワークショップ型教員研修の試み大津和子・中山京子 第18回研究大会・公開シンポジウム報告 学校の中の多文化共生――クラス・学校・地域で支える体制をどう構築するか田尻信壹 公文国際奨学財団研修 これからの若者自立支援と市民性教育のあり方――ヨーロッパの若者支援・施策の状況を通して荒川洋子 学校におけるグローバルシティズンシップ教育の検討――イギリスから真暗部石森広美 「対話的な学びのネットワーク」としてのドイツ・ポーランド若者交流風巻浩 |
| 海外研究大会報告 |
第9回・韓国国際理解教育学会研究大会報告服部圭子 |
| 書評 |
森茂岳雄・中山京子編著『日系移民学習の理論と実践――グローバル教育と多文化教育をつなぐ』西脇保幸 田中治彦編『開発教育 持続可能な世界のために』藤原孝章 山西優二・上條直美・近藤牧子編『地域から描くこれからの開発教育』藤原孝章 |
| 新刊紹介 |
日本グローバル教育学会編『グローバル教育の理論と実践』桑原敏典 佐藤郡衛・片岡裕子編著『アメリカで育つ日本の子どもたち』佐藤郡衛 青山晴美著『アボリジニで読むオーストラリア』青山晴美 藤原孝章編『時事問題学習の理論と実践』高野剛彦 ペーター・ガイス、ギョーム・ル・カントレック監修『ドイツ・フランス共通歴史教科書「現代史」』松井克行 西村克仁著『日本は中国でどう教えられているのか』西村克仁 文部科学省委託研究『国際理解教育実践事例集』多田孝志・米澤利明 武内常一・子安潤・木村涼子・他10名編著『2008年版学習指導要領を読む視点』寺島隆吉 |
