国際委員会からのお知らせ 第2回 「国際交流カフェ」のご案内『戦後80年に平和教育の未来について語り合おう』

 日本国際理解教育学会 国際委員会は、会員の皆様との国際理解教育に関する最新の情報共有と交流を目的に、Zoomによるざっくばらんなオンライン座談会「国際交流カフェ」を継続的に開催しています。第2回となる今回は「平和教育」をテーマに取り上げます。

 いま世界では、ウクライナやガザをはじめとする深刻な武力紛争・人道危機が続き、一部の大国や指導者の経済至上主義的・排他的な言説が国際緊張をさらに高め、経済格差と社会的分断が広がりつつあります。一方、日本国内では戦争を直接経験した世代が急速に減少し、体験の記憶をどのように継承するかが大きな課題となっています。さらに、外国人をめぐる問題が選挙の争点として取り上げられるなど、排他的な言説が社会に浸透しやすい状況も見られます。まさに今、「平和を教えるとは何か」「何をもって平和とするのか」が改めて問われていると言えるでしょう。戦後80年という節目の年にあたる今年、私たちは過去の戦争を「記録する/語り継ぐ」だけでなく、いま起きている暴力にどう応答し、分断を乗り越えるまなびをどう設計するのかを、もう一度問い直す必要があります。

 今回のカフェでは、日本と世界をつなぐ平和教育ネットワークの第一線で活動しており、2025年9月の広島大学「平和教育の多様性と体系化」国際シンポジウムにパネリストとして登壇した、淺川和也会員と野島大輔会員に、語り合いのきっかけを作って頂きます。

 淺川会員は、平和教育の国際的ネットワークである Global Campaign for Peace Education(GCPE, 平和教育地球キャンペーン) と連携する GCPEJ を長年運営し、Global Partnership for the Prevention of Armed Conflict(GPPAC, 武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ)平和教育部会や International Institute on Peace Education(IIPE, 国際平和教育研究集会)などの国際的な場で、日本の実践をつないでこられました。

 野島会員は、立命館の大学院に在学中、European Peace University(EPU, 欧州平和大学) や American University(米国・ワシントンD.C.)に留学、International Peace Research Association(IPRA)の平和教育部会(PEC)など国内外の学会・研究会に参加し、海外の視点から、日本の平和教育の課題も踏まえた中学・高校のカリキュラム開発を実施してきました。

 今回は、お二人から国際的な平和教育の最新動向をご紹介いただき、カフェにご参加の皆さまとの対話を通じて、平和教育の未来を考えていきましょう。平和教育と国際理解教育の連携のあり方についても、ざっくばらんと語りあえる、有意義なひとときとなれば幸いです。

<開催概要>
• 日時:2025年12月20日(土)20:00-21:30
• 形式:Zoomによるオンライン座談会
• 対象:日本国際理解教育学会 会員
• ご登壇者:
 淺川和也会員(明治学院大学国際平和研究所/平和教育地球キャンペーン)
 野島大輔会員(立命館大学国際地域研究所)
• 参加申込:12月18日(木)までに、以下のフォームよりお申し込みください
 https://forms.gle/RaMVNjD5yiN89VFs9
 開催日前日にZoomリンクをお送りさせていただきます。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
国際委員会一同
委員長  石森広美
担当窓口 阿部裕子 hiabe@ed.tokyo-fukushi.ac.jp

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