国際委員会からのお知らせ 第4回 「国際交流カフェ」のご案内 「海外COIL型教育実践(国際協働学習)の紹介― 中国・韓国をはじめ、ヨーロッパへと展開してきた国際協働学習としての IKO(異己)プロジェクト ―」

 日本国際理解教育学会 国際委員会は、会員の皆様との国際理解教育に関する学びと交流を目的として、Zoomによるオンライン座談会「国際交流カフェ」を継続的に開催しています。

 第4回となる今回は、海外COIL型教育実践(国際協働学習)に焦点を当て、中国・韓国をはじめ、ヨーロッパにも展開が広がっているIKO(異己)プロジェクト」を取り上げます。

 「異己(いこ)」とは、価値多元社会において異なる価値観や立場を持つ他者を意味し、個人間から国家間に至るコンフリクトを対話と共創によって乗り越えていくための重要な概念です。本プロジェクトは、学会誌や書籍等で公表されているほか、各地域の教員研修等を通して認知されています。2013年度に本学会国際委員会において始動して以来、継承・発展を続け、2022年度以降は国際委員会から独立した事業として位置づけられています。2023年度からはデンマーク・コペンハーゲンにおいても授業実践・研究協議が行われるなど、「異己」を世界の「IKO」として展開する足掛かりとなりました。

 今回の国際交流カフェでは、プロジェクトの発展にご尽力されてきた釜田聡会員に異己の理念やこれまでの歩みをご紹介いただき、実際の実践や交流を佐藤大輔会員と岩船尚貴会員からお話しいただきます。これらの国際協働学習について、海外の教育現場との協働の実際、教育的意義、そして今後の可能性についてご共有いただき、意見交換を行います。国際協働学習やCOIL型教育実践に関心をお持ちの方、新たな可能性を探りたい方のご参加を、心よりお待ちしております。

<登壇者プロフィール>

釜田聡 会員(上越教育大学 特任教授)
新潟県公立中学校教諭、上越教育大学附属中学校教諭として教育実践を重ねられた後、上越教育大学大学院学校教育研究科教授として、主に総合的な学習の時間の指導法の研究と教員養成に携わってこられました。国際理解教育学会においては、2013 年より日中韓協働研究を推進し、各国の学校現場の教員と連携しながら、「異己」との対話と共創を重視した国際理解教育・国際協働学習プログラムの開発と実践をリードされています。

佐藤大輔 会員(上越教育大学附属中学校 教諭)
新潟県公立中学校教諭を経て、上越教育大学附属中学校教諭。英語科教育を専門とし、ICT を活用した対話の可視化やスピーキング指導の高度化を研究しています。本プロジェクトにおいては、海外の中学生とのオンライン交流を軸とした COIL 型授業を設計しています。生徒が英語でのやり取りを通じて「自己との関わり」や「異文化理解」を深めるプロセスを構築し、現場における国際協働学習の実践知を積み重ねています。

岩舩尚貴 会員(新潟県柏崎市立南中学校 教頭)
上越教育大学附属中学校教諭及び主幹教諭として、国語科教育および教科横断的な探究学習の実践を重ね、現在は柏崎市立南中学校教頭。中学校現場での長年の実践を通じ、学習者の主体的な学びを支える教育活動に尽力されてきました。日中韓協働研究では各国の教員とのネットワークを構築し、地域の特色を活かした対話型プログラムを推進。本プロジェクトでは、郷土の先人や文化を起点とした探究プロセスに、他者(異己)との協働をいかに組み込むかを追求しています。

<開催概要>
 日時:2026年3月3日(火) 19:00-20:30
 形式:オンライン(Zoom)
 対象:日本国際理解教育学会 会員
 登壇者:
  釜田聡会員(上越教育大学 教授)
  佐藤大輔会員(上越教育大学附属中学校 教諭)
  岩舩尚貴会員(新潟県柏崎市立南中学校 教頭)

 参加申込:2月28日(土)までに、以下のフォームよりお申し込みください。

  https://forms.gle/UK4G6We6fPGoDnZx8

 開催日前日までにZoomリンクをお送りさせていただきます。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

国際委員会一同

委員長  石森広美

担当窓口 阿部裕子 hiabe@ed.tokyo-fukushi.ac.jp

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